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「時代」中島みゆき [書]

「やさしさに包まれたなら」の次の展覧会には、谷村新司さんの「群青」を書いたのですが、残念。落選でした。(>G<)
その次に書いた作品が、中島みゆきさんの「時代」でした。この詩も有名で、誰でも知っている歌詞でした。
曲自体もいろいろなアーチストがカバーしている名曲です。
書として、表現するには画数の多い漢字があまりなかったので、難しかったです。
ただ、入選して展示されている時に、知らない人が私の作品に足を止めて見ていただいたりしました。作品が良くて、立ち止まったのではなく、あくまで題材が良かったからだと思います。
歌の出だしで「今はこんなに辛くて涙も枯れ果てて、もう二度と笑顔になれそうもないけれど」というところは、誰でも経験のあるような詩だと思います。
中島みゆきさんを、ジプシーのような詩人と言った人がいます。うん、松任谷由実さんが都会派なら、中島みゆきさんはジプシーのように感じます。
その詩は多くの日本人を魅了していると思います。
書ですが、「まわるまわる時代はまわる」のところを旧字体にして、雰囲気を出してみました。同じ文字が続く時に、文字に変化をつけたところを工夫しました。
思い入れや、詩の雰囲気は、かなり頑張ったのでこれからの作品がこれを越えるのは、難しいです。(汗)

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